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【薬学部】OSCE(オスキー)についてと終えての感想

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こんにちは、べんぜんです。

先日OSCE(オスキー)を終えました。 不安と緊張で気疲れしましたが、大きなミスはしなかったので合格しているでしょう。

さて、今回はOSCEについて知りたい薬学生に向けて、経験談や感想などを書いていこうとおもいます。

今後、OSCEを受ける予定がある方は必見です。

OSCEとは?

OSCE(Objective Structured Clinical Examination;客観的臨床能力試験)は、薬学生が5年次に病院や薬局に行く実務実習を開始する前に、技能及び態度が一定の基準に到達しているかを客観的に評価するための試験であります。

こちらは4回生の後期にある試験です。

と、言われてもピンと来ないと思いますので

簡単に言うと、長期実習に行くために薬剤師の仮免許証をもらう試験ということです。

また、OSCEは技能や態度を評価する試験でありますので筆記試験ではありません。

体を動かしたり、コミュニケーションをとったりする試験になります。

下記で解説する内容について、試験当日はランダムに5領域6課題を行います。

制限時間は1課題5分であり、教室を移動しながら6課題をテストしていきます。

では、どのような課題があるのかというと、、、

OSCEで行う課題について

患者・来局者応対

・薬局での患者応対

あなたが調剤薬局の薬剤師役になり、患者役の方が処方箋を持って来ます。

あなたはその処方箋を預かり、様々な質問を患者から聞き出すというような内容になっています。

・病棟での初回面談

あなたが病院の薬剤師役になり、病室に入ります。

そこで入院している患者役の方に対して様々な質問するという内容になっています。

・来局者応対

あなたがドラックストアの薬剤師役になり、お客さん役の方が何かを探しているので話しかけるところから始まります。

そのあと、お客さん役の方に様々な質問をするという内容になっています。

・在宅での薬学的管理

あなたが薬剤師役になり、患者役の方の家に訪問します。

そこで、患者役の方に対して、様々な質問をするという内容になっています。

薬剤の調製

・計量調剤(散剤)

処方箋を見ながら、粉薬の計量や混合をします。

そして分包機や分包紙を使って薬を分けて包む内容になっています。

また、散剤では少し紛らわしい計算があります。

・計量調剤(水剤)

処方箋を見ながら、水剤(水薬)の計量や混合をします。

そして投薬瓶に移すという内容になっています。

また、水剤では少し紛らわしい計算があります。

・計量調剤(軟膏剤)

処方箋を見ながら、軟膏の計量や混合をします。

そして軟膏壺に移すという内容になっています。

・計数調剤

処方箋を見ながら、調剤棚から薬を出してきて、適切な数だけ薬袋に入れるという内容になっています。

調剤監査

・調剤薬監査

処方箋を見ながら、既に準備された薬袋に間違いがないか確認する内容になっています。

この課題では必ず薬袋や薬剤に間違っている点があるので、誤りを声に出して指摘しなければなりません。

・持参薬チェック

処方箋を見ながら、患者さんが持ってこられた薬袋にどんな薬が入っているのか、薬の残数はいくらか、破損はないのかなどについて確認する内容になります。

基本的には、上記の調剤薬監査と似たようなことをします。

無菌操作の実践

・手洗いと手袋の着脱

正しい方法、手順で手洗いをし、手袋を着脱します。

無菌操作ということなので、触っていい所とダメな所があり、かなり細かい内容になっています。

・手指の消毒と手袋・ガウンの着脱

ガウンとは無菌操作の時に着る服です。

簡単に言えば、エプロンみたいなものです。

こちらも上記と同じように、触っていい所とダメな所があり、かなり細かい内容になっています。

・注射剤混合

アンプルやバイアルという薬が入っている容器から、注射器を使って薬を取り出したり混合したりします。

そして輸液バックに薬を注入するという内容になっています。

情報の提供

・薬局での薬剤交付

あなたが調剤薬局の薬剤師役になり、調剤した薬を患者役の方に説明して、渡すという内容になります。

専門用語はできるだけ避けて、一般人に分かりやすい言葉で薬の説明をしないといけません。

・病棟での服薬指導

あなたが病院の薬剤師役になり、病室に入ります。

そして入院患者役の方に対して薬の説明をする内容になっています。

入院患者なので、点滴の薬などもあります。(お薬説明書を見ながら説明するので心配しなくても大丈夫です。)

・一般用医薬品の情報提供

あなたがドラックストア役の薬剤師になり、お客さんに合う薬を探してきた所からスタートします。

そして、おすすめする市販薬についての説明を行う内容になっています。

・疑義照会

この課題では処方箋に誤りがあるので、まず誤りを見つけます。

そして、処方箋を書いた医師に電話して、誤りを変更してもらいます。

最後に、変更した内容を処方箋の備考欄に記載するという内容になっています。

・医療従事者への情報提供

入院患者のデータが書かれた紙を見ながら、医師に患者情報を伝えるという内容になっています。

こちらの課題は2020年から試験に追加されたようです。

OSCEの実習をしてみた感想

一つ一つの課題はそんなに難しくありません。

とはいえ、上記で解説したようにかなりたくさんの課題がありますので、復習をしていないと忘れてしまいます。

また、1課題に対して制限時間は5分なのですが、時間が足りなくて最後まで出来ないこともしばしばありました。

なので、OSCE本番までによく復習をしておき、5分で間に合うようスムーズにこなせるようにしておきましょう。

OSCEの試験を受けた感想

OSCE当日はやはり緊張しました。

何度も練習はしましたが、本番にド忘れしないか、予期せぬトラブルを起こさないかと不安になりました。

当日は5領域6課題を約1~2時間で行いました。

試験の内容やレベルは実習でしたのと同じような感じでした。

特に際立って難しい問題などは無かったです。

また、課題の順番は完全ランダムであり、試験は壁で覆われているため周りの人を見て、マネをする事は出来ないようになっていました。

待ち時間は私語厳禁であり、友達にどの課題が出たか聞くことも出来ませんでした。

緊張で頭が真っ白になって、何もできなくなったり、時間が間に合わない人もちらほら居たみたいでした。

試験を受けてみて、OSCEの対策をしっかりしておいて良かったと思いました。

OSCEで注意してほしいこと

OSCEは技能と態度を評価する試験です。

なので、態度はとても重要になってきます。

爪を切ったり、髪を整えたり、白衣のシワなど、身の周りを清潔にしておきましょう。

また、課題を1つもミスしないように完璧にできないといけない訳ではありません。

合格点は7割なので、緊張で頭が真っ白になっても焦らず覚えていることからしていきましょう。

当日、緊張はどうしてもしてしまいます。

その状況でも力を出せるように何度も何度も復習をしてみてください。

さいごに

f:id:yakugakun:20191212005213j:plain 本日はOSCEについてお話いたしましたが、少しはイメージできましたか?

OSCEのように会話したり体を動かしたりする試験は薬学部ではあまりないのでとても緊張すると思います。

とはいえ、緊張するのは仕方ないことです。

なので、緊張しても課題を無意識に出来るようになるまで何度も何度も練習しましょう。

皆さんのOSCE合格を願っています。

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