薬学生で定期試験の勉強についてお悩みの方は必見です。
定期試験で追試を作りたくない。
何かいい勉強法を知りたい。
量が多すぎて暗記しきれない。
もっと順位を上げたい。
と、考えていませんか?
本記事では下記の内容について解説します。
この記事を書いている僕は現在薬学部5回生であり、成績優秀者の奨学金制度に選ばれ、これまで追試にかかったことはありません。
とはいえ、僕も1回前期のテストは156位。
ギリギリでフル単でした。
僕も天才型ではなく、皆さんと同じ努力型の人間です。
そこから成績上位まで昇ったのは、薬学部での勉強のコツをつかんだからです。
そのコツを実体験と共に解説していきますので、しっかりとご覧下さい。
定期試験の勉強法のコツ
それではまず勉強面について解説していきます。
定期試験の勉強は最低でも1ヶ月前には本気になる
このサイトを見てくれた薬学生の皆さんには、ぜひフル単(全ての単位を取ること)を目指して欲しいと思っています。
フル単を取るためには、最低でも1ヶ月前には本気になって勉強を始めないといけません。
なぜならば、薬学部のテストは科目数が10個以上と非常に多く、一科目あたりの暗記量も非常に多いです。
膨大な暗記量を1回読むだけで覚えることはできないので、同じところを何度も復習していきます。
そうすると必然的に時間がかかります。
学年が上がるにつれて科目数も増えていき、一科目あたりの暗記量もかなり増えてくるので、2・3回生の皆さんには去年よりテスト対策に時間がかかることを覚えておいてください。
テストまで1ヶ月を切ったし徐々に始めよう、などという甘い気持ちではいけません。
時間が足りなくなって直前で後悔しないように、テスト1ヶ月前には本気になって勉強する、という気持ちでテスト対策をしましょう。
重要POINT
用心深く、早め早めに行動することが重要!
過去問は早めに集めて必ず先に見ておく
過去問を集めるだけで安心してはいけません。
本格的にテスト勉強を始める前に必ず過去問をよく見て、毎年どんな形式で出ているか、どんな傾向があるのかを把握しましょう。
そうしないと勉強の効率が悪くなり、あとあと時間が足りなくなってきます。
本当は記述式のテストなのに過去問を前日まで見ておらずマーク式の対策しかしていない、という様な事態に陥ってしまいます。
過去問は最低でも3年分は集めるようにしましょう。
各年の過去問を見比べていると、似たような問題が出題されていたり、先生によっては同じ問題がそのまま出題されているという様なこともあります。
重要POINT
テスト勉強において初めにする事は過去問の解析から!傾向を掴めば勉強効率UP!
出席がなくても講義はきちんと出る
出席がない科目でも講義にはしっかり出ましょう。
テストが近づいてくると、ちょうどテストを作り終えたばかりの時期であるため、優しい先生ならテストに出るところを言ってくれることもあります。
テスト前に限らず、毎回の講義でもほとんどの先生は重要なところでは強調して言ってくれていますので、まじめに講義に出て重要なところはチェックしましょう。
とはいえ、重要なところを全く言ってくれない先生もいると思います。
こういう科目の場合は過去問を参考にしながら勉強するしかありません。
不安になると思いますが、その状況はみんな一緒なのでしっかりと勉強していたなら、あなただけ追試にかかるなんてことは絶対ありません。心配せず勉強しましょう。
(大人数を追試にかけることは先生も大学側から注意されるみたいなので、底上げをしてくれているみたいです)
重要POINT
テスト前の講義は特に大切なので集中して聞こう!
人に解説できるように・なぜか?まで理解する
丸暗記を第一として勉強をしているだけだと記憶にも残りづらく忘れやすいです。
この勉強法は膨大な量を覚えておかないといけない薬学生にとって、おすすめできません。
そこで、「なぜか?」まで理屈を理解してしまえば丸暗記よりも記憶に残りやすいです。
また、理屈を理解していれば、関連問題や記述式の説明問題にも対応できます。
もう一つ大事なことは、人に解説できるようになることです。
他人に解説する過程で自分の頭で考え、話すため、さらに理解力がアップします。
そのときに自分が十分に理解できていなかったことや、覚えきれていなかった事を知ることもできます。
一人で知識をインプットするだけではなく、解説するというアウトプットをすることで、自分の感情やその時の状況とともに頭に残りやすく、さらに効率良く暗記することができます。
昼休みや勉強の気分転換に学習した内容を友達と解説し合ってみてはいかがでしょうか?
重要POINT
人に「なぜか?」まで解説することが最良のアウトプットである!
覚えにくい所はゴロ合わせを使う
1回生の後期試験あたりから、暗記しないといけない量がかなり増えてくると思います。
理屈を理解できるところは、なぜか?まで理解して覚えた方がいいですが、単純に暗記をしないといけない範囲も出てきます。
いくら毎日復習しても、覚えきれる量には限界があると思います。
なので、単純な暗記の範囲は語呂合わせを使いましょう。
例えば、脂溶性ビタミンは4種類あり、「ビタミンD」「ビタミンA」「ビタミンK」「ビタミンE」があります。
これを丸暗記したとしても、明日には忘れてしまうでしょう。
「脂溶性ビタミンはこれだけ(これDAKE)!!」というゴロを使ってみてください。
これなら簡単に覚えることができて、明日も覚えていると思いませんか?
語呂合わせを使うことでこれまでの10倍以上の量は覚えることができるようになります。
語呂合わせは薬学部の6年間ずっとお世話になりますので、早くからゴロを作る練習をしておきましょう。
ゴロが作れない方に紹介したいのがこちらです。
Instagramには【イラスト付きゴロ合わせ】のアカウントがあります。
こちらは薬学部の6年間ずっと使うことができる内容になっており、すでに5000人近くの薬学生が活用しています。
1~6回生まで使える必須の内容ですので、スキマ時間を使って効率よく暗記ができてオススメです。
アカウントはこちら↓
https://instagram.com/benzen_no_goroawase
重要POINT
SNSのゴロアカウントで暗記効率UP!また、ググってもゴロ合わせはいっぱい出てきます!
1番重い暗記科目は毎日復習
皆さん分かってはいるものの、実際に同じ科目を毎日復習しているでしょうか?
科目数が多くて同じ科目を毎日やってる時間は無いよ!!と言いたいと思いますが、
寝る前の時間や電車に乗っている時の少しの時間でいいので1番重い暗記科目は毎日復習するようにしましょう。
生薬・薬理・薬治などの暗記量が多い科目は、1日でも日をあけてしまうとかなり忘れてしまいます。こうなってしまうと忘れることと暗記することとがイタチごっこになってしまいます。
細かいところまで知識を定着させるためにも、必ず毎日少しの時間でいいので復習することが大切です。
実際そうすることで、1番重い科目を他の人よりも暗記出来るため試験も余裕をもって通過できます。
重要POINT
1番重い科目が追試にかかるのは辛い。落としたくないなら、その科目だけは毎日復習をすること!
勉強中スマホは遠くに置いておく
一通り理解が終わり、暗記作業をするときは出来るだけ机やポケットからスマホは離して置いておきましょう。
勉強道具しか置いていない空間を作ることで、他の情報をシャットアウトし暗記に集中できるため勉強効率は格段に上がります。
ただし、分からないことや疑問がある場合は放っておかずすぐに調べるようにしてください。
暗記するときは見て・書いて・声に出す
暗記をするときは見るでけでなく、同時に書いたり声に出したりすると効果的です。
音読することで、目からだけでなく耳からも情報が入ってきます。
また、それに加えて書くことで触覚も刺激されさらに脳が活発に働きます。
五感を刺激させながら暗記をすることで記憶されやすく、長期間に渡って残りやすいです。
定期テストは記述式の問題もよく出ますので、専門性の高い漢字を書けるようにするためにも「読み書き」は大切であると思います。
僕は冬の寒い夜中に眠気覚ましのために外で勉強したことがあります。
その時勉強した内容は今でも鮮明に覚えています。(五感を使っていたんでしょうね)
とはいえ、暗記のやり方は人それぞれだと思いますので参考程度にしていてください。
重要POINT
五感を使って暗記すると長期記憶されやすい!
赤線・ポイントだけ覚えてイケると思わない
もちろん薬学部の定期テストでは、授業中に引いた赤線やポイントから出題されることもあります。
とはいえ、赤線やポイントだけを暗記していても、6割以上もテストに出ないため合格点は取れません。
できることならば教科書やプリントに書いてあることを全て暗記した方がいいですが、そんな時間はないと思います。
限られた時間で効率的にテスト対策をするならば、まず赤線やポイントの周辺知識を網羅していくと良いでしょう。
わかりやすく言い換えると、赤字やポイントが全くない範囲を暗記するのは後回しにして、赤線やポイントが少しでもある範囲を重点的に繰り返し復習するようにしましょう。
先生は「国家試験でも必須で重要な範囲」と「あまり重要ではないが説明しておかなければいけない範囲」の両方をコアカリキュラムの関係上、講義しないといけません。
この2つのうち、先生が理解して欲しいのは「国家試験でも必須で重要な範囲」の方です。
よって、テストでは授業中に引いた赤線や・ポイントだけでなく、その周辺知識もよく問われるため必ず良く復習しておきましょう。
重要POINT
授業中の赤線やポイントの周辺知識も網羅しておくと得点に繋がりやすい!
過去問を信じ過ぎない
過去問は定期テストにおいて単位をとるためにとても大切なものです。
過去問の形式を把握して重要な部分だけ暗記しておけば合格する科目もしばしばあります。
とはいえ、あまりにも過去問を信じすぎていると痛い目を見ることになりますので注意が必要です。
先生は過去問が出回っていることを知っています。
先生側も過去問だけを覚えてきて、全範囲を理解していない生徒に単位を与えたくないと考えているでしょう。
よって、過去問では数年間同じような問題しか出てなかったとしても、今年のテストからガラッと問題が変わることも有り得ます。
1回のテストで10科目以上とたくさんの科目がある訳ですから、毎年どの科目かは「暴れる(ガラッと変わる)」ので、過去問だけを信じて勉強することはやめましょう。
1日に数科目勉強する
テスト勉強は複数科目を同時進行させていきましょう。
理由は2つあります。
1つ目は、定期試験は1日2科目ずつ受験することになり、そうなるとテスト前日は1日2科目ずつ思い出していかないといけません。
複数科目を勉強することに慣れておかないとテスト期間中、物凄くキツく感じてしまうからです。
2つ目は、1日に複数科目さわることで、科目ごとの復習の回数が増えます。
復習の回数が増えると記憶が定着しやすくなりますし、全科目バランスよく覚えていくことができ、フル単への近道になるからです。
「朝の通学時間は毎日薬理を復習する!」などのように暗記量が多い科目は毎日ルーティン化をすると良いと思います。
去年の追試者数を知る
テスト勉強を始める前に先輩や友達から、去年は何人追試にかかったかの情報を仕入れておきましょう。
追試者が多い科目を知ることで、どの科目にどれくらい勉強時間をとったほうがいいかが分かるようになります。
去年追試者が多かった科目は特に時間をかけて勉強し、追試者が少なかった科目はさらっと勉強することで効率的に勉強が行え、フル単が取りやすくなります。
重要POINT
どの科目がヤバいのか知っておくだけで強い!
6割でイケると思ってはダメ
テストの点数の目標は最低でも8割に設定しましょう。
過去問を解いていると「だいたい60点くらいは取れるかな」と思うようになってきます。
合格点は6割かもしれませんが、6割で満足してしまってテストに挑むと何科目かは追試にかかってしまうでしょう。
本番にド忘れしたり、うっかりミスをしてしまうこともあるので6割で満足しないように心がけましょう。
ちなみに僕が学年一桁の順位を取ったときはテストで1問も間違わないつもりでプリントの隅から隅まで暗記していました。
重要POINT
目標点は最低でも8割以上に設定する !
勉強時間は質より量
何度も言うように薬学部の定期テストで覚えないといけない量は膨大です。
その膨大な量を暗記するには、残念ながら時間をかけて何度も復習するしかありません。
できるだけ記憶に残し定着させるためにも、勉強量をなるべく増やすことが大事です。
また、覚えても覚えても忘れてしまい暗記が進まなくて悩んだりすると思います。
しかしそれは皆んな同じなのです。
成績上位の人たちも暗記したことを忘れてしまいます。
何度も何度も復習することで、だんだんと忘れないようになってくるので悩んだりせずコツコツと量をこなしていきましょう。
重要POINT
薬学部のテストはひらめきより暗記。コツコツ努力できる人がフル単への近道!
丸暗記ではなく機序を理解して覚える
流れを理解して覚えると丸暗記する量を格段に減らすことができます。
なぜならば、知識同士に繋がりができて思い出しやすくなるからです。
また、「なぜそうなるのか?」まで理解しようとする習慣をつけておくとテストで引っかけ問題やイレギュラーな問題が出た時にも対応できます。
薬学部では科目が違っても内容がリンクしていることがとても多いです。
どうしても丸暗記が必要なところもありますが、機序を理解できるところは積極的に内容理解に時間をかけることで科目を越えて知識がリンクしていき、膨大な知識の定着に繋がるためオススメです。
重要POINT
高学年になると丸暗記だけでは通用しなくなる。理解をメインに勉強しよう!
山を張ることはオススメしない
暗記量が多い科目では山を張りたい気持ちになるのも分かります。
とはいえ、山を張って捨てる範囲を作ることは絶対にしないでください。
定期試験は講義の内容からバランスよく出題されます。
バランスよく出題されるのに、捨てる範囲を作ってしまうとその部分の点数をそのまま失うことになります。
例えば100点中60点を取れば合格するテストを、捨てる範囲を作ってしまい自分から90点中60点を取らないといけないテストにしてしまうことはもったいないです。
どうしても覚えられない範囲があるとすれば、その範囲だけ毎日寝る前に復習したり、語呂合わせを作ったりしてみてはいかがでしょうか。
重要POINT
山を張って覚える範囲を減らしたつもりが、自分の首を締めているということを自覚しよう!
1周で覚えきろうと思わない
1周で覚えきろうと思っていると、全然覚えきれなくてメンタルがやられると思います。
稀に見る記憶力がバケモノな学生を除いて、普通の薬学生は教科書を1周しただけではあの膨大な定期試験の範囲をすべて覚えることなどできません。
なので、教科書を1周してほとんど覚えていなくても落ち込まなくていいのです。
2周3周と繰り返すことで少しずつ記憶に残るようになります。
また、1周目で時間がかかり過ぎて不安になることもあると思いますが、2周目3周目になると暗記はまだ不十分ですが内容は理解できているため、次はもっと速く回せるようになるので焦らなくて大丈夫です。
1周目は内容理解やゴロ作りをメインに勉強を進めていき、その後に何度も何度も復習をしていくと膨大な量の暗記も覚えきれると思います。
重要POINT
一周で覚えようとするからメンタルがやられる。何度も復習して記憶しようという心持ちで試験勉強をしよう!
完璧を求め過ぎない
特に真面目な薬学生は完璧を求めようとする人が多いです。
完璧を求めすぎると、それだけ時間がかかり勉強の効率が悪いです。
テストまでの時間は限られていますので、まず重要なところやその周辺知識を暗記していき、そのあとに細かい内容を網羅していきましょう。
(おまけ)成績上位を取りたい方にも、最初から完璧を求め過ぎるのはオススメしません。
時間が足りなくなってきて、余計に焦って覚えらないという負のスパイラルに陥ります。
まず重要なところを暗記していき、全科目とりあえず可は取れるだろうという安心感を手に入れてから、さらに深い領域を勉強していくことをオススメします。
重要POINT
全科目バランスよく上げていくイメージで勉強することが大事!
絵や図、表を使う
専門的な難しい内容を文章だけで暗記していくのは記憶に残りずらいです。
内容を理解するために絵や図を書いたり、表にまとめたりしましょう。
そうすることで、流れやイメージが湧きやすくなり記憶に残りやすくなります。
また、要点をまとめた表を作っておくことで復習の時に効率よく見直しが出来るのでおすすめです。
重要POINT
図や表をあまりにも丁寧に書いて、時間をかけ過ぎないように注意しましょう!簡単に殴り書きするように書こう!
当日の朝にもう一度詰め込む
時間が経つにつれて暗記していたことも少しずつ忘れていきます。
なのでテスト直前にインプットし直した知識は1番鮮明に残っているはずです。
当日の朝にしっかりと勉強時間を取れるか取れないかでテストの点数に大きく左右するため、テスト当日の朝は少し早めに起きて最後に出来るだけ沢山の知識を詰め込みなおしましょう。
重要なところを復習するのはもちろんですが、紛らわしいところや間違いやすそうなところも直前に必ずチェックしておきましょう。
重要POINT
当日の朝にこそ、やるべき重要なことがある!直前の復習で得点を左右させる!
生活面でのコツ
次にテスト期間中の生活面でのコツを解説していきます。
色んな所に暗記用の貼り紙をする
薬学部のテストは膨大な量の暗記が必要です。
膨大な量の暗記は何度も復習して頭に定着させるしかありません。
そこで、家でできるオススメの復習方法として、まずトイレや冷蔵庫、壁などに暗記用の貼り紙を貼ります。
そして、「冷蔵庫のドアを開ける時は絶対その紙を読まなければいけない。」のようなルールを自分で作ってみましょう。
生活の一部に復習する機会を取り入れることで、さらに暗記がはかどります。
重要POINT
語呂合わせにできないような暗記項目は、貼り紙を生活に取り入れて毎日音読して覚えよう!
1人になり過ぎないように
定期試験は情報戦でもあります。
テスト問題の形式・先生が言っていたポイントを知っているだけ、かなり有利になります。
1人で勉強するのは良いですが、友達と全く会わなくなったりすると、どこかから回ってきた新しい情報や過去問を手にする機会を無くしてしまいますので注意しましょう。
重要POINT
随時、友達と情報をシェアするようにしよう!
いつもより健康に気を付ける
テスト期間は夜更かしして勉強したり、栄養のバランスが偏ったご飯になっていたりすると思います。
また、後期試験ではインフルエンザの絶頂期でもあります。
なかには、インフルエンザに罹っていてもそれを隠して大学に来る学生も居ます。
インフルエンザに罹ってしまうと、かなりしんどい思いをしながら試験勉強をしないといけません。
そのため、規則正しい生活と家に帰ってきたら手洗いうがいは必ずするようにしましょう。
重要POINT
感染予防のためにマスクをつけましょう!
眠い時は寝る
眠いのを我慢して無理やり勉強しようとしても、ほぼ意味が無く効率が悪いです。
ご飯を食べた後は副交感神経が優位になり、眠たくなるのは仕方がありません。
10分ほど寝るとスッキリするので、効率よく勉強するためにも迷わず寝ましょう。
また、夜に勉強しているとすぐ眠たくなる方もいると思います。
その場合、お風呂に入ると目が覚めるのでオススメです。
それでも眠たい方や夜に弱い方はそれ以上勉強をせずに早く寝ましょう。
その代わりに朝早く起きて勉強しましょう。
重要POINT
自分に合った「効率の良い勉強」を心がけよう!
アルバイトをし過ぎないように
テスト2週間前からは出来るだけバイトには入らないようにしましょう。
直前期の勉強を疎かにしてしまうと、覚えていたことも忘れていってしまいます。
できるだけ勉強だけに集中することがフル単への近道です。
テスト前にアルバイトに入り過ぎて大量に追試を作ってしまうくらいならば、勉強に集中してフル単をとって、春休み(夏休み)にがっつりアルバイトをすることをオススメします。
そうした方が追試代を払わずに済み、無駄にメンタルもやられずに済みます。
重要POINT
追試にかかりたくないなら思い切ってバイトは休む!
気分転換は大事
長時間勉強をしていると頭も体も疲れてきます。
疲れたまま勉強していても勉強の効率が悪いので、適度に休憩をとりましょう。
少し散歩してみたり、甘いものを食べたり、お昼寝したりと自分の好きなことをしてリラックスしましょう。
また、友だちと問題の出しあいっこをしてアウトプットをすると効果的です。
気分転換の回数が多かったり、時間が長くなり過ぎないようにあらかじめ時間を決めてから休憩しましょう。
重要POINT
疲れてきたと感じたら休憩することも大事!
通学時間を有効活用する
通学時間に暗記系の科目の復習をするか、それともスマホを見ているかで試験結果に大きく差が出てきます。
例えば1日30分暗記や復習をしながら通学したとします。
これを30日続けると、なんと15時間も勉強したことになります。
このように、短時間であってもコツコツ積み重ねることで勉強時間にかなり差が付いてきます。
薬学部のテストはひらめきより暗記がメインです。
言い換えると、覚えてしまえば勝ちということです。
ですから、他の人が勉強していないであろう通学時間にこそ、復習をコツコツ積み重ねることで差がついてくるでしょう。
テスト前日は睡眠時間を削ってでも復習したほうがいい
一般的には、適度な睡眠を摂った方が脳も活発に働き、日中に眠気も引き起こさないため良いと言われていますよね。
ですが、ぼくの経験上、膨大な量の暗記が必要な薬学部のテストではそんな一般論は通用しないと言うことを実感しました。
完璧に暗記していると思っていても、時間が経つと自分が思っているよりも知識が抜けています。
そのため、前日の復習を疎かにしてテストに挑んでしまうのはかなり危険です。
前日に少し夜更かしするか、当日の朝早く起きるかをして直前にもう一度全ての知識を入れ直すことをおすすめします。
テスト期間はしんどい思いをすると思いますが、そこを一踏ん張りしてフル単をとって、長い長い春休み・夏休みを手に入れましょう。
重要POINT
経験上、前日にどれくらい復習できたかが本当に重要!!
受け終えた科目の答え合わせはしない
テストが一科目終わるたびに、友達と答え合わせをしたい気持ちは分かります。
その気持ちをグッとこらえて、明日のテスト科目の勉強をしましょう。
なぜならば、答え合わせで時間を使い過ぎたり、間違いを発見してしまい気分が落ち込むと明日の科目の勉強が疎かになるからです。
テスト期間中は連日テストがありますので、受け終えた科目について一喜一憂している暇は無く、切りかえる考えが大切です。
重要POINT
一生懸命勉強してきた自分の答えを信じよう!後ろは振り向かない!
テストの目標やテスト後のご褒美を作る
テスト勉強をしていると、憂鬱な気分になってきたり、メンタルがやられることがしばしばあると思います。
何の目的も無しに、厳しい勉強を継続して行うことはなかなか難しいです。
テストが終われば友達と沖縄旅行に行こう!
絶対に成績上位をとる!
なんでもいいので目標やご褒美を作ることで、より一層勉強に取り組めるかと思います。
重要POINT
定期試験は長い戦い。折れない強い意志を持つことが大事!
おわりに
長々と書きましたが、大切なことは心と体の健康を保ちつつ、コツコツと復習を繰り返すことです。
僕も薬学生なので1~3回生では厳しいテストを受けてきました。
テスト期間にとても辛いのは皆んな一緒です。
それでも1ヶ月間ふんばって勉強すれば、誰でもフル単を取ることができます。
フル単を取って、長い休みと進級を手に入れましょう!
皆さんが良い成績を取れることを願っています。